■「かんたんセルフケア」秋~初冬の食養生

心身と暮らしのクリーンアップ
email magazine 2020.10.21配信 Vol.005

◆読書の秋、芸術の秋、スポーツの秋、食欲の秋・・・ 夏の暑さに上手く開きゆるんだ体は、腰がキリッと締まって、下腹の中心に気が満ちて安定してきます。頭はすっきりして判断力や創造性、感受性が鋭敏になり、一年の中で、最も心も体も充実しやすく、過ごしやすい季節です。

◆一方、乾いた風のエネルギーは、鼻や喉の粘膜を刺激し、呼吸器系の病気が次第に多くなるのがこの季節の特徴。毎日の食生活の中で、風のエネルギーのバランスをとるには、旬の食材を、季節に合った味付け・食べ方で、いただきます! 以下、ご参考になさってください。

・ひえ、あわ、きびなどの雑穀ごはんや、根菜中心のおかずで体を温める

・海の野菜(海草)でデトックス

・きのこで免疫力アップ

・みかんやりんご、柿などの果物は、日中に楽しむ

・スープや雑炊、鍋ものなどで、体の内側から水分を吸収させ潤わせる

・温かく、まろやかな味付けで滋養をつける

・甘・酸・塩辛い味を多めにとる

★米、豆、木の実、きのこ、根菜類など、大地からの収穫物に恵まれる季節! 食べた分どんどん動く、少量を味わって心身を充実させるなど、この時期に基礎代謝を高めておき、代謝機能が弱まる冬に備えて、元気に過ごしましょう。