甘栗と銀杏の炊き込みごはん

夏至から冬至にかけて、月はその冷たい光の力によって絶えず大地を潤し、食材の味は酸味、塩味、甘味が徐々に増します。人々のオージャス(生命エネルギー)もその間に蓄積し、体力や食欲が一年を通して最高になりますので、運動に最も適した季節といわれています。アグニ(消化力)も上がっていますから、脂肪性の高い食も楽しむことができます。日本人は油炒めや揚げものなど、油そのものを食用する習慣の無かった民族ですので、ごまやくるみなど、植物性脂肪に富むものが、特によく合います。
消化の火が燃えているときに、燃やす材料(食べもの)が足りないと、ヴァータ(風のエネルギー)が悪化しますので、食事は規則正しくいただきましょう。

今回は市販の甘栗を利用した、かんたんな炊き込みごはんをご紹介します!

材料(5人分)

胚芽米 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・2カップ
昆布と干ししたけのもどし汁 ・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・各1カップ
甘栗 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20粒
銀杏 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20粒
しめじ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・100g
にんじん ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40g
しょうが(せん切り) ・・・・1かけ分
しょうゆ ・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1
酒 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 大さじ1
しょうが汁 ・・・・・・・・・・・・・・ 小さじ1

作り方

1 米は洗ってザルにあげ、30分~1時間おく。
2 しょうが汁以外の残りの材料を鍋に入れて普通に炊き上げ、炊きあがりにしょうが汁を混ぜる。

甘栗だけを炊き込んで、お弁当にも!<ごぼうのごまあえ・切干大根とにんじんの煮もの、大根としいたけの炒め煮>