シヴァ神とルドラークシャ(インドジュズノキの実)3/3


学名: Elaeocarpus angustifolius Blume
英名: Rudraksha、Blue Marble Tree
和名: インドジュズノキ、ジュズボダイジュ、ルドラクシャ
科 : ホルトノキ科
属 : ホルトノキ属

常緑高木
(写真:Wikiwandより転載)
青い果実の皮を剥ものがルドラクシャ
(写真:Wikiwandより転載)

ルドラークシャは、サンスクリット語で「ルドラ(シヴァ神)の眼」を意味しています。

かつてシヴァ神は、すべての生きとし生けるものが苦しみから救済されますようにと、瞑想を続けていました。神の年月で千年が経ち、シヴァ神が瞑想から覚めたとき、その眼から熱い涙が数滴落ちました。そこから、地上のすべての神々と人類の繁栄のために、偉大なるルドラ―クシャの木が生じたとされます。

シヴァ神の霊力が宿ったルドラークシャを身につける者は、ありとあらゆる罪から解放される。その功徳は計り知ることができない、といわれています。

紐にとおしたルドラ―クシャを首と頭部に巻いているヒマラヤの聖女
アビシェーカム(灌頂)とルドラ―クシャ