舌苔と歯垢のピンポン感染

1.口の中には約700種の口腔細菌がいて、その中に虫歯菌や歯周病菌、口臭生産菌などの悪玉菌がいます。

2.舌の表面には舌乳頭という細かい突起が無数にあります。凸凹の溝は、強い毒素を排出する悪玉菌たちの、格好の住処。

3.悪玉菌はいつも大増殖する機会を狙っています。その温床となるのが、口腔細菌たちがスクラムを組むようにして作るネバネバした膜のようなバイオフィルム。

4.このバイオフィルムが舌の表面についたものが『舌苔』、歯や歯と歯茎の間についたものが『歯垢』です。せっかく歯をみがいても、舌苔があると口腔細菌がふたたび歯にもどったり、歯みがきでとりきれなかった歯垢があると、その中で細菌が繁殖し、唾液を介して舌の表面にもどってきたりします。

つまり、舌苔と歯垢の間では唾液を介して常に感染の連鎖・増幅(ピンポン感染)が起こっているのです

ピンポン感染を断つには、歯をみがくだけでは足りず、舌をみがくことがとても大切です!

舌みがき専用器具
PREMALタング・スクレーパーU