5000年の歴史をもつ世界最古のインド伝承医学アーユルヴェーダを始め、世界の多くの伝承医学で、舌苔を毎朝、きれいにとり除くことが勧められていますが、そのために使う専用器具がタング・スクレーパーです。

タング・スクレーパーはグリップ(持ち手)と、舌に直接あてて舌苔を掻き出す金属板を曲げた機能部とで構成されています。

様々な造りやサイズ、材質の物がありますが、アーユルヴェーダの古典医学書では、材質は、金、銀、銅、錫、真鍮の順に優れ、薄いへらで、縁が鋭くなく、曲線状のものがよいとされています。