小寒い日の『梅にゅう麺』★猛暑日の『長崎サラダ』

今年の梅雨は、寒暖差が非常に大きいですね。
食事の面からの体調管理は、主食の穀物と豆類や麩などの植物性たんぱく質に加え、太陽のエネルギーをしっかりと吸収した天日干しの乾物をとるようにしましょう。
また、湿気が多く体温調節や発汗作用がうまくできないときは、梅干しや梅酢が効果的、しょうがを用いて代謝も上げていきましょう。

梅にゅう麺

お天気の安定しない梅雨どきは、思いがけなく寒い日がやってきます。そんなときは、手早く作れて、身体が温まるにゅう麺はいかがでしょう。昆布だし、しょうゆ、しょうが汁に、梅干しやとろろ昆布の旨みを加えるだけで、美味なつゆになります! 

湯葉などお好みの具を加えてください

材料(2人分)
昆布だし汁‥‥‥‥‥‥‥2カップ
しょうゆ ‥‥‥‥‥‥‥‥大さじ2
しょうが汁‥‥‥‥‥‥小さじ1/2
そうめん‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥3束

梅干し‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥2個
青じその葉、とろろ昆布‥‥各適宜

作り方
1 鍋にだし汁としょうゆを入れて火にかける。
2 そうめんはかためにゆでてザルにとり、水でしめる。
3 ①が沸騰したら②としょうが汁を加え、ふたたび沸騰する直前まで温める。梅干しの塩分に応じて、塩 少々で味を調える。
4 器に盛り、せん切りにした青じその葉、梅干し、とろろ昆布をのせる。

長崎サラダ

もう1品は、逆にまだ6月だというのに、熱中症に警戒が必要なほどの真夏日におすすめのメニュー。さっぱりと食べられる、長崎サラダをご紹介します。去年長崎を旅した時、空港で初めて食べたこのサラダ麺、サラダに極細揚げ麺の香ばしさがマッチして、とてもおいしい。アレンジして何回も作っています。あんかけ固焼きそばの食感とはまた違った、アイデア料理です。
但し、夏野菜は身体を冷やしますので、夏本番前はほどほどに!生サラダをいただいた分、温かいスープなど身体を温めるものも一緒に取ってください。

さて作り方は簡単! サラダ野菜をボウルに入れ、最初にオリーブオイルを加えてざっくりと混ぜ、葉野菜がしんなりとするのを防ぎます。塩とこしょうをふって、レモン汁や酢などの酸味を加えて混ぜます。器に極細の揚げ麺を敷き、その上にパリッと仕上げたサラダをたっぷりと載せます。
もっと手早く作りたい場合は、揚げ麺にサラダを載せて、ご家族のお好みのドレッシング(市販)をかければ出来上がり! 

写真は、サラダ野菜をオリーブオイル、塩、こしょう、しょうが汁であえ、麺とサラダを器に盛ってから、バルサミコ酢をふって、豆乳マヨネーズをかけた、バルサミコバージョン。

ルッコラの苦みとみょうがの香りを添えて大人の味に
あったかいスープとご一緒にどうぞ

次回は、梅干しの力で梅雨を乗り切る、ごはんが主食のメニューです!

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