梅干しの力をもらう梅雨のベジごはん

今日は雨がよく降り、庭の紫陽花たちが鮮やかに色を変えていきます。
梅の実が熟する頃に降る雨、梅雨はその名のとおり、梅しごとの季節でもあります。梅の実は、シロップに、ジャムに、みそ漬けに、梅干しに…… 家中漂う梅の香に心身が癒されます。

梅干しには薬効と楽しみがいっぱい

日本人は古くから保存食として、また風邪予防、食あたり、二日酔い、頭痛などの常備薬として梅干しを愛用してきました。
梅干しに含まれるクエン酸には、血流を改善して免疫力を高め、風邪やインフルエンザにかかりにくくする働きがあります。また、消化力や食欲の増進、疲労回復効果、抗菌・静菌効果をもつので、湿気が多く体調を崩しやすい梅雨から夏にかけて食べたい食品のひとつといえます。

さて、梅干しの食べ方です。炊き立てのご飯に梅干し、梅おにぎり、梅茶漬けなど、ごはんに梅干しを添える定番メニューはシンプルでおいしいけど、酸っぱいし、毎日はちょっと…… という時は、梅干しを調理の過程に取り入れてみましょう。ご飯を炊いたり、スープを作ったり、煮物をするときに梅干しを1粒加えるだけ。ほどよく料理全体の味を引き締めてくれ、気軽に梅干しが食べられます。梅肉でドレッシングやあえ衣を作ってもおいしくいただけますね。

ひじき煮に梅干しを1粒
お豆さんを炊くときにも梅干しを1粒

<梅干しパワーの献立>

●押し麦入りごはん
●切り干し大根とじゃがいもの煮もの
●青じそのピリ辛みそ
●わかめと麩の澄まし汁など

押し麦入りごはん

材料(4~5人分)
胚芽米&押し麦大さじ4
・・・・・・・・・・・・(合わせて)2カップ
水・・・・・・・・・・米と押し麦の2割増し
昆布・・・・・・・・・・・・・・・ ・・ ・・・・・10cm
梅干し・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1個  

作り方
1 炊飯器または土鍋に米と押し麦、昆布、水を入れて2時間ほどおく。
2 ①から昆布をとり出し、梅干しを入れて普通に炊く。  
※米が重たいなと感じたら、消化に軽い押し麦を入れて炊きましょう。  

切り干し大根とじゃがいもの煮もの

切り干し大根のほんのりとした甘さを生かして

材料(4人分)
切り干し大根・・・・・・・・・・・・・・・30g
フレッシュビーンズ・・・・・・・・・適宜
油揚げ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1枚
ごま油・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1
玉ねぎ(薄切り)・・・・・・・・・・1/2個
にんじん(乱切り)・・・・・・・・100g
じゃがいも(乱切り)・・・・・・500g
昆布だし汁・・・・・・・・・・・・・・2カップ
酒・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/2カップ
みりん・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1
しょうゆ・・・・・・・・・・・・・大さじ2 程
梅干し・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1個

しょうが汁・・・・・・・・・・・・・・小さじ2  
みりん・・・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ2

作り方 
1 切り干し大根は水でさっと洗い、ザルにとってもどす。
2 熱湯でフレッシュビーンズをさっとゆで、油揚げを油抜きしてたんざくに切る。
3 鍋に油を熱して切り干し大根を5分くらい弱火でよく炒め、油少々(分量外)を加え、玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、油揚げを順に加えて炒め合わせる。
4 だし汁、酒、みりん、しょうゆ、梅干しを加えて蓋をし、野菜が柔らかくなるまで中火で煮込む。
※梅干しの塩分でしょうゆを加減してください。
5 最後にフレッシュビーンズを加えて、塩をふた振りとしょうが汁で味を調え、みりん小さじ2を加えて強火にし、1分ほど煮詰める。

青じそのピリ辛みそ

暑いときは麦みそでさっぱりと

材料(4人分) 
青じその葉・・・・・・・・・・・・・・・・・10枚
麦みそ・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ3
しょうがのすりおろし・・・小さじ1/2
かんずり・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1/2
さやいんげん・・・・・・・・・・・・・・・・3本  

作り方
1 青じそはせん切りにし、みそ、しょうがのすりおろし、かんずりと合わせて包丁でたたく。
2 さやいんげんはゆでて小口に切りにし、①と合わせる 。  
※かんずり:新潟県妙高市に古くから伝わる伝統調味料。塩漬けの唐辛子を雪の上にさらしてアクを抜き、柚子や糀などと混ぜて発酵させたもの。最近はスーパーで入手できます。

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